みらいくん
埼玉県入間郡三芳町北永井627付近 県道334号沿い
三芳町のマスコットキャラクターは水の精「みらいくん」。三芳町の生誕100年を記念して平成元年(1989)に誕生した。明治22年(1889)の町村制施行により、上富村、北永井村、藤久保村、竹間沢村が合併して誕生した三芳村が三芳町のはじまりなのだ。
その後、昭和45年(1970)に村から町になり、2010年(平成22年)には町制40周年を記念して「みらいくん」のガールフレンド「のぞみちゃん」が誕生した。
川越いもの産地として知られる富(とめ)地区を含む三芳町周辺は昔から水利に恵まれず開拓には苦労が絶えなかった。サツマイモの生産は江戸時代に飢饉対策として始められたものだ。
大地を潤す川の第一歩は一滴の「水のしずく」から。「みらいくん」はそのしずくをモチーフにしている。昔からわずかな水を大切に使ってきた土地ならではのデザインなのだ。ちなみに「のぞみちゃん」は川越いもの帽子をかぶった大地の精だ。