浮世絵ポスト
東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館前
今年のNHK大河ドラマは、歌麿や写楽などの浮世絵師を世に出したことで知られる出版業者・蔦屋重三郎(蔦重)が主人公の「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(主演:横浜流星)。
それに関連した展覧会が東博で開催中だ(※)。博物館前のポストも浮世絵模様に化粧直しされた。
文(ふみ)を読む男女や、何を書こうか思案顔の女性の姿が描かれている。ポストの裏側に隠れて、さらに巻紙を小さくたたんで人に見られないようにして女性が読んでいるのは恋文だろう。乙女心は今も昔も変わらない。
博物館の創立150年(1872-2022)記念のデザインだったはずのものを見に来たのだが、ぼんやりしているうちに変わってしまった。今日はタイミングの悪いことばかりだ。
残念ではあるけれど、こうしてイベントに合わせてデザインが変わっていくことがわかったので、次回を楽しみにしてまた見に来ようと思う。
※ 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」、2025年4月22日(火)〜 6月15日(日)、東京国立博物館 平成館