2025年11月10日(月)

橋姫明神

宮城県仙台市太白区長町1-8 広瀬橋橋詰

銀杏

広瀬橋の手前で信号待ちをしていたら、大きな看板が目に入った。「広瀬橋(日本最初の鉄筋コンクリート橋跡)」と書いてある。

広瀬橋

今の橋は昭和34年(1959)に架けられたもので、先代の明治42年(1909)竣工の橋が日本最初の鉄筋コンクリート橋であったという。特に遺構が保存されているわけでもなく解説板も無かったので、本気でアピールしようとしているのかどうか、ちょっと怪しい(※)。

橋詰のきれいに黄葉したイチョウの下に小さな祠が祀られていた。傍らに橋姫明神と書かれた由来碑が建っている。龍神の怒り(川の氾濫)を鎮めるために人柱になった娘が橋姫として祀られているのだそうだ。

※ 実際には明治36年(1903)に琵琶湖第一疏水に架けられた日ノ岡第11号橋(現存)のほうが鉄筋コンクリート橋としては古い。

由来碑 | 標柱