SL広場
宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園4 西公園

SLが保存展示されているというので西公園に行ってみると巨大なこけしに迎えられた。SLのまわりには種類の違うデザインマンホールがいくつもあってにぎやかだ。いろんな要素がてんこ盛りで、当初の目的だったSLがかすんでしまうほどのカオスな状況になっていた。

ぼんやりとこけしは秋田や山形のものかと思っていたので驚いた。でもたぶんそれはたまたまわたしの身の回りにあったものがその辺の地域のものだったということで、宮城県は鳴子温泉や遠刈田(とおがった)温泉をはじめ県内各所の温泉地でそれぞれ特徴のあるこけしを産出するこけし王国なのだ。
SL広場の片隅に建つ小さな建物は、その下に埋まっている煉瓦造りの下水道管を見学するための施設だ。マンホールがたくさんあるのはその関係かもしれない。そのうちのひとつは、公園の前から延びる定禅寺通りで1991年以来毎年開催されるジャズフェスティバルとコラボしたマンガ「BLUE GIANT」のものだ。
SLは東北本線などで活躍したC60で、同形式で現存する唯一の車体だ。保存を望む小学生の手紙がきっかけとなって廃車を免れたという話が伝わっている。
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